東トルキスタンと南モンゴルの過去と未来

先日、ウイグル協会主催の講演会に出席してきました。
南モンゴルの現状とウイグル運動の連携
オルホノド・ダイチン氏

東トルキスタンと南モンゴルの過去と未来
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昔からこの二国には縁がありました。
中国とモンゴルは異なる民族で成り立っています。
東トルキスタンは中国とソ連の密約によって国を潰されましたが、現在でも独立の為に戦っている民族です。
東トルキスタンは二回建国しております。
一回目は1933~34年でありタリム盆地のカシュガルを中心に中華民国から独立を行いました。
二回目は1944~49年で中華人民共和国から独立し、北部グリジャ地区でイリ、タルバ、アルタイを統治しました。
1949年、中共と交渉するに当たり当時の指導者11名がソ連の飛行機で北京に移動する予定でしたが、飛行機がソ連のアルマイトで消息不明
指導者も行方不明となりました。
そして、現在の問題が始まったのは中共の一部となってからです。
バリン郷事件(6000名の反革命罪)、グルジア事件(1500名の逮捕者)、ウルチム事件(1500名の射殺)それぞれの事件にてウイグル人は弾圧されました。
モンゴルも同じような事件が発生していました。共産党転覆罪という名の元に数々のモンゴル人が罪なき罪を着せられ逮捕されたのです。
しかし、その事実を知ったのは2007年に日本に留学してからの事です。それまでモンゴルに暮らしていたことには全く情報がありませんでした。
知らなかったのです。モンゴル国内では伝わっていないのです。
モンゴルでは自分たちの言葉を全く話せない人たちがいます。
自分たちの主張を話すだけで逮捕されてしまうのです。
南モンゴルは自治区と言われておりますが、自治権は存在しておりません。すでに奪われているのです。
私達には自分たちの手で自分たちの国を発展させる権利がないのです。
現在、南モンゴルにはモンゴル人は17%しかいません。これからもどんどん減っていくことでしょう。

中共は内モンゴル自治区と名を付けておりますがモンゴル人はこの呼び名を嫌っています。
私達は中共の一部ではないのです。モンゴルの南側という意味の南モンゴルという呼び名がふさわしいと思っています。

その昔、清はモンゴルと満州人が支配していました。1911年に清朝が滅亡した際にモンゴル国が成立し、独立宣言を行いましたが、1913年に中華民国が侵略してきました。
そして南モンゴルを占領したのです。
そして北側はソ連の勢力下でモンゴル共和国となりました。1992年には社会主義を捨て独立国となったのです。
満州国成立の時期に日本の応援の元、1932年のモンゴル連盟自治政府が成立しました。
この時のスローガンは五族協和です。しかし、日本が敗戦したので潰えていました。
しかし、南モンゴルでは大東亜戦争の終了後1945年8月18日に東モンゴル自治政府が誕生、内モンゴル人民解放宣言を出しました。
しかし、その宣言も同じモンゴル人であるモンゴル共和国は受け入れることはありませんでした。
しかもヤルタ会談によってモンゴル統一の夢は四日で潰えました。
連合国によって二つに分割されたモンゴル、モンゴルは社会主義であっても資本主義であっても平和に暮らせればそれでよかったのです。

先に話した東モンゴル人の自治政府は1949年に成立した中共に勝手に組み込まれてしまいました。
偏にモンゴル人は残虐非道である国民党軍とはいっしょになりたくないという思いから共産党と組んでしまったのです。
その結果が今のモンゴルなのです。

中共が抱えている民族問題の三国はすべて1000年以上の長きにわたる独自の文化と歴史を持った民族です。
以前、中共は53の民族がいると言いましたが明確に国を運営しており、独自の歴史・文化を育んできた三つの民族は他の50の民族と明らかに異なっています。

モンゴルでは土地の改革制度に反対する地主に対して犯罪者に仕立て上げ土地を召し捕る、強奪していきました。
そしてその強奪した土地を支那人に分け与えたのです。このようなやり方を中共は行ってきました。
文化大革命もモンゴルから始まったと言われております。
1963円2月6日南モンゴルにてモンゴル人への大虐殺が開始されました。東モンゴル出身の人々を100名以上逮捕から始まり100万人以上の逮捕者に死傷者数十万人にも上ったとされます。
当時、モンゴル人は150万人しかいませんでした。その中でも数十万人です。人口の数割が巻き込まれたのです。
大陳さん

砂漠化する南モンゴル
南モンゴルでは放牧によって砂漠化していると中共は海外に発信していますがそれは間違いです。
資源の採掘、工業化により砂漠化が進んでいるのが原因です。
放牧こそがこの南モンゴルの大地を緑化できる最良の手であったことをモンゴル人は長年の経験から知っているのです。
たしかに南モンゴルの経済成長率は長年一番を走っていました。しかし、それは自然を犠牲にしていただけにすぎません。
炭鉱の露天掘りやPM2.5対策による工業の移転先として南モンゴルが選ばれています。
そしてその工業化で発生した富は一部の共産党幹部だけが握っているのです。
そして工場を移転されるに当たり邪魔な放牧民の家畜を殺し、強制的に町に住まわせる政策を行っていたり、時には人まで殺されてしまいます。
裏で政府が動いているので警察に相談しても何もしません。今もウイグルで発生している事件はこれなのです。
中共は真実を出さずに冤罪を押し付け弾圧を行います。中華5000年の歴史と言っていても他民族に対しては幼稚な方法で弾圧を行うのです。
中共の伝統は暴力なのです。ゲリラや便衣隊などのだまし討ちも中華の歴史なのです。
南モンゴルの憲法は見世物なだけであって運営されていません。その事を訴えたモンゴル民主連盟のハダ氏は国家分裂罪の容疑で15年間の服役を行いました。
今、南モンゴルでは言葉、文化、歴史を話してはいけないのです。話すと仕事が無くなってしまいます。乞食になってしまうのです。
中共が南モンゴルを占領するまで一切なかった乞食が最近はいるようになってしまっています。
外国に来て目が覚めたに人々はモンゴルの同朋の悲惨さが理解できるようになります。

チベットやウイグルの活動は素晴らしいものが有ります。
ウイグル問題やチベット問題に比べてモンゴルの問題はあまり世界に伝わっておりません。
ウイグルでは世界ウイグル会議のラディア=カーディル女史が奮闘しており、世界中の支援を訴えています。チベットではダライラマ法王が自分を犠牲にしてまで世界各国を飛び回っております。
それに比べればモンゴルの問題は全然世界に訴えられていません。
南モンゴルの人々は海外ではなくモンゴル共和国に逃げていきます。しかし、数か月でモンゴル共和国から中共に強制送還されるのです。
海外ににげなかったので情報が海外に渡らなかったと言えるでしょう。
1997年に内モンゴル人民党がアメリカで成立しました、それが正式に海外で出来た活動拠点です。
日本では2006年にモンゴル自由連盟党が成立し、求めているのは真の独立です。
しかし、世界中の人々はあまりモンゴル人の人権問題に対して声を上げません。
経済的に結び付いているので抗議を発しません。
中共の中で本当に自由があればいいのですが、真実の歴史を知れば絶対に無理なのです。
漢民族は数が多いので物事を多数決で解決しようとします。しかし、此処はモンゴルです。モンゴル人が主役でないといけないのです。
2010年墓標なき草原という本が発売されました。司馬遼太郎賞を受賞した本です。これを私たちは中文に訳して台湾で発売を開始しております。
そしてその本の前文にのこ様なことが書いてあります。
『中国人の必読書にならなければならない』
中共が如何に他民族に対して弾圧を行っているのかなどが詳しく書いてある本です。
共産党の一党独裁体制では民族自決の活動は難しいです。
共産党に対する民主主義活動と一緒に戦っていかなくてはなりません。
共産党から迫害を受けている人間たちは一致団結して共産党の一党独裁政権、共産党政権を打ち破らなければなりません。
敵を間違えてはいけません。この本はモンゴル語でも翻訳しています。
まず、自分たちが自分たちへ行われていたことを知らなければなりません。

今日本の小笠原諸島で行われていることは西モンゴルで行われていたことです。
モンゴルで行われたことが日本で行われているにすぎません。
人の領海。領土に入ってきて資源を分捕っていくのは泥棒です
人の家に勝手に入ってきて強盗を行っている犯人を捕まえてはいけないと中共は言っているのです。
そこまで日本政府にやさしくして言っているのです。
人にやさしくしてというのであれば私たち国民にやさしくしてほしいです。
自国民に対しても弾圧している証拠に年間20万件もの暴動が起きているのです。
経済の問題の前に国家の安全があるのが普通です。経済だけで国家国民の安全を奪わないでほしいです。
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今後の運動に対して
本当の民主主義はみんなが幸福にならなければなりません。単なる資本主義にしてはなりません。

亜細亜のすべての邪悪は中共なのです。
日本政府は日本の国益を損なわないで対談してもらいたいです。また、中共が行っている民族弾圧について日本政府として声を出していってほしいです。
大東亜戦争の際に日本は悪いことだけをしたのではありません。それ以上に良い事をたくさんしてきたのです。何も恥じることはありません。
ウイグルも日本の運命共同体です。このまま放置しておけば同じ危機に直面するでしょう。
私たちの国では平和的に訴えても武力で弾圧されるだけです。他にどのような行動をとればよいのでしょうか?
中共というテロ国家を許してはなりません。私たちが如何に苦しんでいるか、これを教訓にしてください。
そして地球の癌をなくしましょう。

最後に申しあげたいことは、自由があってから幸せがあって、勇気があってから自由があることです。我々が勇気をもって、しっかりと団結し南モンゴル、ウイグル、チベット、台湾、日本の幸せな未来志向を開拓することを目指して参ります。
邪悪な国の政府は我々の組織や仲間に対して様々な形で誘惑したり、買収したり、お互いに混乱させたり、美念を持たせたり、非常に複雑な工作を行ってきます。
我々は鋭い政治的洞察力を持ち、そのような工作にかからないように慎重に考えて行動していかなくてはなりません。
以上

皆さん、中共の膨張戦略についてきちんと知ってください。
我々の敵についてきちんと認識してください。
尖閣諸島、反日組織、犯罪者の多くの元凶はそこにあります。

(ブラッキー)

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講演会 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/12/10 06:00
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