皆の力で飛んだ和製飛行機 MRJ

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先日、11日の朝三菱の和製ジェット機であるMRJが飛びました。
YS-11から半世紀も途絶えていた和製の飛行機がとうとう飛んだのです。
日本の素材技術なくしてはもはや飛べないと言われている飛行機業界においてエンジンの開発だけが日本ではネックでした。
一度途絶えた技術を復活させるのは非常に難しいことです。
大東亜戦争時には世界最高の飛行機と呼ばれていた零戦を作り上げた三菱、その三菱がとうとうジェット飛行機を飛ばしたのです。
そのニュースは世界中を駆け巡りました。
日本を問わず世界中が注目していたのです。
MRJ初飛行、海外メディアも大きく報道 「伝説的な名前が帰ってきた」
 国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の初飛行は、海外メディアも「伝説的な名前が大空に帰ってきた」などと大きな関心を持って報じた。
 米ブルームバーグは「MRJが初飛行に成功したことで、ブラジルの『エンブラエル』、カナダの『ボンバルディア』との販売競争が激化するだろう」と小型旅客機市場の三つ巴を予想し、専門家のコメントも紹介。「世界の航空会社は小型旅客機への切り替えを加速している。今後の需要を考えるとMRJのポテンシャルは高い」「我々の予想では、MRJは近いうちにシェア2位のボンバルディアを追い抜くだろう」などと、勢力図が変わる可能性を伝えた。
 米ウォール・ストリート・ジャーナルの電子版は、今後の旅客機市場の急拡大に言及。「ロシアの『スホーイ』や中国の『中国商用飛機』も新規参入する。MRJは実際にサービスを開始する前から、新たな競争に直面している」と指摘している。
 英紙フィナンシャル・タイムズ電子版は、「『三菱』という航空業界の伝説的な名前が大空に帰ってきた」「零戦を製造した三菱が市場に参入することで、国産旅客機を復活させるという日本の長年の夢が現実となった」などと、世界的に有名な戦闘機を引き合いに報じた。
 中国の新華社通信(英語版)は「4000キロという航続距離は、日本と中国各地を結ぶことが可能。すでに中国や海外の航空会社から多くの受注が入っている」と、MRJの今後の世界展開に注目している。(大竹信生)

一時期はテロリストの標的になる恐れのあった飛行機です。
初飛行には自衛隊のT-4が随行し安全を守っておりました。
何処の国がこの飛行機を邪魔に思っているのか、中共にほかなりません。
中共はARJという国産飛行機の量産に入ったばっかりであり、高い評価を受けているMRJが目の上のたんこぶなのです。
ARJは278機の注文が入っており、良好な滑り出しと言えそうですが、まだ飛んでいなかったMRJは400機の注文が入っております。
ひとえに信頼という項目に於いて我が国と中共の違いが出ていると見れます。
リージョナルジェット市場では、ブラジル、カナダの2強に加え、日本のMRJを加えた三つどもえの競争になるというのが、航空関係者の間での一致した見方との話があるくらいですね。
国策で作った飛行機であるARJはある意味新幹線と同じ様に見えます。
中共がぱくった新幹線ですが開通してしばらくした2011年に事故を起こしました。
その処理を見て同じ様に最高の技術を使ったとされる飛行機も同じようになるのではないか?という不安が付きまとっているのでしょう。まあ、自業自得ですね。
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さて、今回の和製ジェット機は経済効果も及ぼしております。
MRJ量産で人材不足感 ― 航空機関連の中堅各社が雇用拡大
【名古屋】国産小型旅客機「MRJ」の初飛行が10月下旬に迫る中、航空機の構造組み立てを主力とする中堅各社が作業者の採用を相次ぎ拡大する。MRJの量産化をにらんだ動きで、東明工業(愛知県知多市)は来春入社の社員を160人以上採用。テックササキ(名古屋市熱田区)も同様に75人程度の採用を計画する。自治体も人材育成を本格化し、航空機産業の雇用拡大を下支えしそうだ。
 MRJは三菱重工業飛島工場(愛知県飛島村)や松阪工場(三重県松阪市)で胴体や主翼、尾翼などの各部位を組み立て、小牧南工場(愛知県豊山町)で最終的に組み立てる。同社は一部の組み立てを協力会社に委託しており、今夏から量産機の一部の組み立て作業が始まった。
 MRJの量産化で作業者の不足感は強まっている。「中胴後部」を組み立てる東明工業は、2015年春に採用した160人と同等かそれ以上の採用を計画。同じく「中胴前部」などを担当するテックササキも15年比約5人増の75人を予定。一方、「後胴前部」などを作るエアロ(愛知県弥富市)も70人程度を採用。中胴前部や後部の「ドア付近の構造」を手がける大起産業(三重県東員町)も二十数人を計画する。
 各社の採用対象は工業高校や専門学校卒が大半。米ボーイング機の増産も重なり、ここ数年でも増員してきたが、MRJの量産を機にさらに増やす。
 航空機の組み立ては手作業が多く、高い習熟度が求められる。雇用拡大を受けて国や自治体も人材育成を加速する。中部経済産業局は三菱重工や川崎重工業などと連携し、構造組み立ての基礎技能に関する共通テキストを作成。愛知県や岐阜県も独自の人材育成プロジェクトを進める。

組み立てるにしても熟練工の力が必要です。素人が組み立てて作れるものではないという事でしょうね。
熟練の技、人材育成は企業の役目です。最初から熟練工なんていませんし、素人では出来ることも出来ません。
素人でも出来る様にしろというのはモノづくり全く分かっていない人間の考えです。
部品点数が100万点以上にも上る飛行機の製造は自動車をはるかに超えた難易度です。
因みに自動車の部品点数は30万点ですね。
それに加え、一つ一つの部品が軽量化を考えられたつくりとなっており。削ぎ落とした部品は非常に扱いにくいです。
その製造の為にも人材育成が必要です。

過去、アメリカによって製造することを止められた飛行機の分野に日本が帰ってきた。
それが喜ばしいです。70年前から脈々と作っていればエアバスなんかとタメ貼れる飛行機会社があったであろう日本の技術
これからが楽しみです。
(ブラッキー)

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技術 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2015/11/13 06:00
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