日ロ会談

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プーチン大統領が日本に来日して安倍総理と会談しました。
日本としては中共の封じ込めを狙った会談であり、ロシアとしては経済協力を引き出すための会談だったと思います。
北方領土が無条件に帰ってくるとは思えず、二島返還も厳しいと私は思っていたのでどのような会談となるか非常に気になるところでした。

そのプーチンですが温かいおもてなしを受けたようでして、萩市の地酒「東洋美人」を堪能したそうです。
プーチン大統領、東洋美人を絶賛 ただ食いはご勘弁を 12月18日
15日夜に、山口県長門市の温泉旅館「大谷山荘」で行われた安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領の夕食会(ワーキングディナー)のメニューを、岸信夫外務副大臣が17日、フェイスブックで紹介していた。いわく「地元の食材をふんだんに使っています。でも夜中にこんなに食べちゃぁ…」
 ▼確かにカニ、トラフグ、長萩(ちょうしゅう)和牛、ノドグロ、アンコウと贅(ぜい)を尽くした旬の食材を用いた料理が20品目近く並んでいる。プーチン氏は長旅の疲れをものともせず、そのすべてに口を付けたというから、相当な健啖(けんたん)家であることは間違いなかろう。
 ▼「素晴らしいお酒だ。お薦めする」。16日の安倍首相との共同記者会見では、プーチン氏が夕食会で飲んだ萩市の地酒「東洋美人」をこう絶賛する場面もあった。古今東西、うまいものを食べおいしい酒を飲んで、機嫌が悪くなる人はおるまい。
 ▼幕末に江戸勤番を命じられた和歌山藩の下級藩士、酒井伴四郎は日々の飲食事情を日記に詳細に書き残している。青木直己氏の『下級武士の食日記』(筑摩書房)を読むと、江戸時代の勤番侍が倹約を旨としながらも、想像以上に豊かな食生活を送っていたことが分かる。
 ▼興味深いのは、伴四郎が職場の上司でもある「叔父様(おじさま)」におかずを何度もただ食いされ、恨み言を記していることだ。「こんぶの残りを菜(さい)に煮候ところ、また叔父様に半分取らるる」。日記を漫画化した土山しげる氏の『ブシメシ!』(リイド社)も、このあたりを面白く描いている。
 ▼今回の日露首脳会談では、経済協力の具体化や北方領土での共同経済活動の協議開始が合意された。決まった以上はうまくやってもらいたい。ロシアによるおいしいところの「ただ食い」は勘弁である。

しかもお土産もしっかり持って帰ったようでして、秋田犬の箸置きを持って帰ったとかなんとか
秋田犬のゆめは元気なんでしょうか?少し気になるところですね。

さて、美味いものは置いて於いて、共同記者会見はこのようなものになったようです。
安倍晋三首相「共同経済活動の特別な制度の交渉開始で合意」「自他共栄の新たな日露関係をともに築いていこう」
 安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領は16日午後、首相公邸で共同記者会見を開いた。安倍晋三首相は冒頭、プーチン氏に対し「自他共栄の新たな日露関係をともに築いていこう」と呼びかけた。詳細は以下の通り。
 プーチン大統領、ウラジーミル、ようこそ日本へ。日本国民を代表して君を歓迎したいと思います。
 私が2013年にモスクワを訪れたとき、できるだけ頻繁に会談を重ねようと君と約束をしました。それから今回の訪日が実現するまで3年間かかりましたが、私のふるさとにお招きし、落ち着いた環境のもとでたっぷり時間をかけて話し合うことができ、待ち続けたかいがあったと思っています。
 私たちの話し合いの進展を70年以上もの長きにわたり待ち続けている人たちがいます。かつて択捉島、国後島、色丹島、そして歯舞諸島に住んでいた元住民の皆さんです。その代表の方々から今週、直接お話をうかがう機会を得ました。元島民の皆さんの平均年齢は既に81歳を超えています。「もう時間がない」。そう語る元島民の皆さんの痛切な思いが胸に突き刺さりました。
 島では終戦直後、辛い出来事もありましたが、日本人とロシアの人々は言葉の壁を越え、ともに助け合い、友情をはぐくみ、ともに暮らしていたそうです。離れ離れになってからも、さまざまな制約の中で、元島民の皆さんと島に住むロシアの人々が交流を深めてきた事実もうかがいました。
 「最初は恨んでいたが、今は一緒に住むことができると思っている」。そう語り、北方四島を日本人とロシア人の友好と共存の島にしたい、という元島民の皆さんの訴えに私は強く胸を打たれました。
 相当高年齢になられた元島民の皆さんが自由に墓参りをし、かつてのふるさとを訪れることができるようにしてほしい。この切実な願いをかなえるため、今回の首脳会談では人道上の理由に立脚して、ありうべき案を迅速に検討することで合意しました。
 そして戦後71年を経てもなお、日本とロシアの間には平和条約がない。
 この異常な状態に、私たちの世代で私たちの手で終止符を打たなければならない。その強い決意を私とウラジーミルは確認し、そのことを声明の中に明記しました。
 領土問題について私はこれまでの日本の立場の正しさを確信しています。
 ウラジーミルもロシアの立場の正しさを確信しているに違いないと思います。

 しかし、互いにそれぞれの正義を何度主張し合っても、このままではこの問題を解決することはできません。次の世代の若者たちに日本とロシアの新たな時代を切り開くため、ともに努力を積み重ねなければなりません。過去にばかりとらわれるのではなく、日本人とロシア人が共存し、互いにウインウインの関係を築くことができる。北方四島の未来図を描き、その中から解決策を探し出すという未来志向の発想が必要です。
 この新たなアプローチに基づき、今回、四島において共同経済活動を行うための特別な制度について、交渉を開始することで合意しました。
 この共同経済活動は日露両国の平和条約問題に関する立場を害さないという共通認識のもとに進められるものであり、この特別な制度は日露両国の間にのみ創設されるものです。
 これは平和条約の締結に向けた重要な一歩であります。この認識でもウラジーミルと私は完全に一致しました。そして私たちは、平和条約問題を解決をする真摯(しんし)な決意を長門の地で示すことができました。
 過去70年以上にわたり解決できなかった平和条約の締結は容易なことではありません。
 今、島々には1人の日本人も暮らしていません。たくさんのロシアの人々が暮らし、70年もの時がたちました。
 他方、70年もの時を重ねたことで恩讐を越えて、元島民の皆さんと島に住むロシアの人々との交流や理解が進んでいるという事実もあります。日露両国民の相互の信頼なくして、日露双方が受け入れ可能な解決策を見つけだし、平和条約締結というゴールにたどり着くことはできません。
 本日、8項目の経済協力プランに関連し、たくさんの日露の協力プロジェクトが合意されました。
 日本とロシアの経済関係をさらに深めていくことは、双方に大きな利益をもたらし、相互の信頼醸成に寄与するものと確信しています。
 私とプーチン大統領はこの後、講道館へと足を運びますが、講道館柔道の創始者である嘉納治五郎師範の言葉を借りるならば、まさに「自他共栄」の精神こそが必要です。
 ウラジーミル。今回の君と私との合意を出発点に、「自他共栄」の新たな日露関係を本日、ここからともに築いていこうではありませんか。ありがとうございました。


プーチン大統領「平和条約がないのは負の遺産だ」「血のにじむような仕事をしている」
 安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領が16日午後、首相公邸で共同記者会見を行った。プーチン氏は冒頭発言で両国関係について「平和条約がないのは負の遺産だ。相互の信頼を確認するため血のにじむような仕事を行っている」と強調した。主な内容は以下の通り。
 尊敬する総理閣下、ご列席の皆さま、まず感謝の念をお伝えしたいと思います。温かいお迎え、ホスピタリティ、プログラムは非常に充実しておりまして、きのうは安倍首相の故郷である(山口県)長門市で、私たちは、非常に友好な環境の中で、露日関係の協力のキーとなる部分について、また喫緊の国際、地域問題について、話をすることができました。非常にすばらしい場所であり、あなたの故郷を訪れる機会を与えてくれて、本当に感謝しております。今朝も美しい場所を訪れることができ、非常にうれしく思っていますし、住民の皆さまにも温かいポスピタリティに感謝したいと思います。
 きょう私たちは、双方の実業界、また政府関係者の参加のもと、詳細に貿易投資関係についてお話をさせていただきました。ビジネス対話が行われ、そして省庁間、実業界間の覚書が調印されました。
 今、それをごらんいただいたと思いますけれども、新しい税制、貿易労働における制度が始められます。日本は地域における日本は隣国であります。最近、政治的対話は非常に活発化しておりまして、今年は4回目です。また議会間の交流、そしてさまざまな外務省など省庁間の関係も活発化しております。この2国間関係を真のパートナーシップに進めていき、経済的な交流を強めてきました。
 省庁間のミッションによりまして、数十もの非常に多くのプロジェクトが協議されています。それは農業、イノベーション、人道的、すべての分野を網羅しています。
 今後、将来性があると考えられるのは、新しい投資フォーラムが創設されるということです。
 また、戦略的な分野としては、露日間の資源における交流ですけれど、日本の液化ガスの消費量の8%をロシアが供給しています。
 日本とロシアの間は今後も技術における相互関係を構築していくつもりです。健康、医療の分野でも協業が計画されており、心臓血管系のセンターがモスクワに作られたり、ウラジオストクにおきましても医療センターの建設が計画されています。
 農業では、ロシアは非常に大きなポテンシャルを持っていますが、日本に対する農作物の輸出の拡大を考えています。また、極東発展における日本との協力、そして今後、ロシアの極東地域を、アジア太平洋地域の物流、貿易のチェーンの中に組み立てることも計画されています。
 緊密なパートナーシップは、日本とロシアとの間で、文化、教育、人道的な部分でも考えられておりまして、毎年、学長間の会合が行われております。
 日本におけるロシア年、ロシアにおける日本文化年も計画されています。東京では2020年にオリンピックが行われます。このイベントに向けての準備、さまざまな私たちの経験を使って協力していきたい。
 また、国際的な安全保障の点においても私たちは協力することができます。グローバル、また地域間の安定と安全保障においても協力を行います。
 多方面の協力が考えられます。朝鮮半島における協力、国際テロリズムとの戦い、平和条約締結についての協議もしており、(安倍)首相も非常に大きな注目を払われているが、(戦後)70年がたった。ここにおいて、ロシアと日本の戦略的な利益にリンクした方向性を見いだすのは非常に理にかなっていますし、平和条約が今ないということは過去の負の遺産だと思っています。相互の信頼を確認するための、血のにじむような仕事を行っています。この意味において、安倍首相のイニシアシブにおいて、南クリル諸島(北方領土)における共同経済活動も考えられています。このようなことを実現することで、平和条約締結に向けた信頼の醸成が行われていると思っています。
 また、外務大臣の間では、日本の元島民のみなさんが、島を訪問するためのビザの簡素化を協議することになった。私は、きのう(15日に)元島民の方からの手紙を拝見させていただきました。ロシアの市民と元島民の間の非公式な相互関係が大事だと考えます。ですから、今のところ閉鎖されていた場所に関して、アクセスを確保していきたいと思うし、サハリンと北海道の住民にとっては自由な往来ができるようにしていきたい。
 ぜひ、安倍首相にはご都合のいいときにロシアを訪問していただきたいと考えています。東方経済フォーラム、またその他のさまざまなイベントをロシアで行うので、ぜひお越しください。


これからどのように推移していくのか楽しみではありますね。露西亜が裏切るのか、それtも助けてくれるのか?
中共への封じ込めがうまくいくのか?様々な思惑があります。
プーチン大統領は北方領土に対して『私を信じてほしい』と言ったそうです。

英語で言うと『トラストミー』(笑)、ごめんなさい<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

日本とロシアの間に平和協定がないというのは問題だと思います。
今後の動きに期待したいです。
因みに中共は本気で警戒しているそうです。
ロシアとの結束強調=安倍外交に批判も-中国
 【北京時事】中国外務省の耿爽・副報道局長は16日の記者会見で、安倍晋三首相がロシアとの首脳会談で中国をけん制する思惑を持っているとの見方について、「プーチン大統領は訪日前のインタビューで中ロ関係を極めて高く評価した」と指摘した上で、「両国の全面的戦略協力パートナー関係を引き続き深めていきたい」と述べ、ロシアとの結束は盤石だとする考えを強調した。
 日ロが北方四島での共同経済活動に関する協議開始で合意したことについては「日ロ2国間の問題であり、両国が対話と交渉を通じて適切に解決することを望む」と語った。
 一方、中国国営新華社通信は日ロ会談に関する論評で「安倍首相はロシアを抱き込み、中国に対する包囲網を強化したい考えだが、中ロ関係の土台を揺るがすのは難しく、もくろみは期待外れとなる」と反発。その上で「(安倍氏の)私益だけを求めた自分勝手な外交思考は、日本が隣国からの信頼を得ることを間違いなく困難にする。ただの一方的な妄想だ」と批判した。

「安倍首相はロシアを抱き込み、中国に対する包囲網を強化したい考えだが、中ロ関係の土台を揺るがすのは難しく、もくろみは期待外れとなる」
「安倍首相はロシアを抱き込み、中国に対する包囲網を強化したい考えだが、中ロ関係の土台を揺るがすのは難しく、もくろみは期待外れとなる」

これが中共としては最大の脅威ということでしょう。

日本とロシア、様々な歴史があります。帝国ロシアとの因縁、バルチック艦隊との攻防など様々な戦いがありました。
これからの歴史に期待しましょう。
(ブラッキー)

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国防 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2016/12/22 06:00
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