朴槿恵大統領の弾劾裁判

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朴槿恵大統領の弾劾裁判の結果が出ました。
大統領離任です。民間人に国政の人事権をゆだねた罪なのか?それともセウォル号の責任問題なのか?それとも日韓合意の問題なのか?いまいちよくわかりませんが、大統領から引きずり降ろされることが決定しました。
民主主義で生まれた大統領が国民の勢いに押させ、不正を行い、国民に引きずり降ろされる。非常に可哀想な気もしますが、韓国国民が選んだ道です。国運を二分した運動もこれで終止符を打つことになることでしょう。
次の大統領候補が今一反日しかいないようですが、それもまた韓国国民が決める事、私たちは生暖かく見守る以外の選択肢しか存在しません。外国人がその国の政治に口を出してはいけない、口を出す権利はないのです。

さて、産経がこのことについて主張を述べています。
父は“弾丸”で娘は“弾劾”で去った 全ては「姫」の限界だった
 朴槿恵大統領が任期を全うできず青瓦台(大統領府)を追われることになった。それも“弾劾”という不名誉なかたちで。父、朴正煕(パクチョンヒ)は1979年、長期政権の途中、権力内部の暗闘が原因で側近に暗殺されている。父は“弾丸”で青瓦台から消えた。朴父娘の不幸な末路は韓国政治の激しさをあらためて内外に印象づけるものだ。
 娘の失敗は、経済発展で国を豊かにした父の“七光”で大統領になったものの、政治的指導力が父に及ばなかったことだ。そして自らは「清く正しく美しく」を看板にしながら、舞台裏では、どこかいかがわしくきわめて俗っぽい女実業家、崔順実(被告)なる“悪友”に人生を依存していたという意外な事実が、国民を失望させ怒らせた。
 朴槿恵氏は若くして母を北のテロで亡くし、父も非業の死を遂げるなど「悲運の公主(姫)」として人びとから同情と配慮を受けてきた。しかし政治指導者としては、国民との意思疎通や人材起用などがきわめて閉鎖的で独善的だった。政治的力量不足を自覚できず、それを補う手立ても知らなかったというのは明らかに「姫の限界」だった。
 彼女の悲劇は、父のおかげで大統領になったにもかかわらず父に学ばなかったことだ。軍人出身だった父は公私の区別は厳しく、人材登用と組織運用にたけていたが、娘は“疑似家族”になっていた私的な崔順実一族の勝手を排除できず、足をすくわれてしまった。
 彼女には父への裏切りもあった。父が65年、国民の反対を戒厳令で抑えて国交回復に踏み切った日本との協力は現在の韓国発展の基礎になった。その日本との関係を、最後は日韓慰安婦合意にこぎつけたものの長く悪化させた。
 中国への過度の接近もそうだ。朝鮮戦争の際、中国は“侵略国”だったのにその過去には一切触れず、天安門広場での対日戦勝70周年軍事パレードまで参観している。歴史を無視し、さらに“日韓離間”という中国の戦略に乗っかった。そこには「北の脅威」への備えに全力を尽くした父の苦心への思いはなかった。
 対中関係は今、逆に米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国への配備問題で中国から激しく責められている。対中接近策も明らかに失敗だった。
 朴氏は当初、保守政権として「非正常の正常化」を公約に、いわゆる民主化で乱れた法秩序の確立や、各界に浸透した親北・左翼勢力の排除を目指した。親北政党の解散や歴史教科書国定化などはそれにあたる。
 しかし崔順実スキャンダルでその公約もほごとなってしまった。しかも皮肉として最大の“業績”になるはずだった「次の政権を左翼・革新系の野党に渡さない」という課題も、風前のともしびだ。朴氏は弾劾・罷免にいたった崔順実スキャンダルを「仕組まれたもの」と不満を吐露していたが、その隙は明らかに彼女にあった。
 2008年に狂牛病問題をめぐる大規模な反米・反政府デモが起き都心を埋めたときのように、韓国政治は激しく予測が難しい。今回も反政府派の大規模ロウソク・デモに始まり、後に保守派の国旗デモが抵抗したが、結局、弾劾・罷免を要求する前者の“街頭圧力”が民意として憲法裁判所で認められた。これで“デモ政治”はさらに勢いづく。こうした韓国政治のスタイルは今後も続くことになる。(ソウル駐在客員論説委員 黒田勝弘)

朴ヨンヒ大統領が暗殺され頼れる人が周りにいなかったのが問題を引き起こしたともいわれております。
大人の誰もが彼女を悲劇の姫としか見ておらず、本人自身を見てくれない、兄弟仲も悪くなっていく、一人になる、なった彼女を救ったのがその宗教家だったと言う事なのかもしれません。

今後どのようになるのでしょうか?火中の崔順実被告は罷免に対し、涙を流したそうです。
朴大統領罷免:崔順実被告、ニュースに大泣き
 10日、ソウル中央地裁に裁判を受けにやって来た崔順実(チェ・スンシル)被告(61)は、朴槿恵(パク・クンへ)大統領に対する弾劾訴追案が憲法裁判所で認められたというニュースを聞き、大声で泣いたという。同日、崔被告と共に出廷しためいのチャン・シホ被告(38)が、法廷で「おばは先ほど、大統領が弾劾されたのを知って大声で泣いた。胸が痛んだ」と語ったため、こうした事実が外部に知れることとなった。
 チャン被告は10日午後、ソウル中央地裁で開かれた公判に出席した。検察が「昼食休廷の時間に、崔順実被告から何か話を聞いたか」と尋ねると、被告は上記のように答えた。被告は10日午前から始まった公判が休廷になった後、検察庁で待機したが、その際に隣室で待機していた崔被告が、朴大統領弾劾のニュースを聞いて泣き声を上げるのを聞いたという。チャン被告は「おばが大声を上げて泣くのを見ると、私の胸も痛み、精神的にかなり負担になる」と語った。
 崔順実被告の弁護側も、報道陣に「崔被告と共に携帯電話でニュースを見て(朴大統領弾劾の報道を)確認した。崔被告は大きなショックを受けたようだった」と伝えた。

友人として彼女は涙を流したのでしょうか?それとも自分の実刑が間逃れないことに絶望したのかはわかりません。
これで彼女たちの今後の人生は決まったのかもしれません。

さて、この裁判所の判決で信じられませんが三人の方がなくなったそうです。
弾劾反対集会参加者さらに1人死亡 計3人に=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国の憲法裁判所が10日に朴槿恵(パク・クネ)氏の大統領罷免を決定した後、ソウル・鍾路の憲法裁周辺で開かれた弾劾反対集会に出席して死亡した参加者が3人に増えた。
 警察などによると、弾劾反対集会に出席していた70代の男性が11日午前6時45分ごろ、病院で死亡した。同男性は10日午後12半ごろ、憲法裁近くの安国駅付近で集会途中に倒れたとされる。
 警察は死亡の経緯を調べるとともに、遺族と協議し司法解剖を進める方針だ。
 現在、病院に運ばれたもう1人の参加者も危篤状態だという。
 前日にも弾劾反対の集会に参加した男性2人が病院に運ばれたが死亡した。

原因は判りませんが、当時二万人もの警察官が厳戒態勢で警戒していたそうです。
朴槿恵派と反対派の衝突が考えられていたそうでして、相当の国民がソウルに押し寄せていたのでしょうね。
そんな中、何が起こったのかわかりませんが、日本だと考えられない事態となっているようです。

今回の件、北朝鮮でも速報で流れていたそうですし、中共のサード配備等で注目しています。
在日米軍にミサイルを発射したとする北朝鮮、これが南進する可能性は否定できません。
韓国が治安維持して北朝鮮の南進を防げるか否かそれが日本にとっては問題となるでしょう。
(ブラッキー)

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歴史 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2017/03/15 06:00
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