李登輝先生

李登輝先生が亡くなわれて一年が経過したのですね。
台湾の民主化を推進し、見事台湾主義を打ち立てた英雄と言っても良いでしょう。
安倍総理とも仲が非常に良かったですね。
素晴らしい方を失くしてしまったという事です。
人はいずれ死にます、何を残せるのか?と言う事が問われていると思います。
その中の良かった安倍前総理ですが、一回忌として台湾を訪問したいという意向を述べました。
李登輝氏死去1年 安倍前首相「状況許せば訪台」
台湾の民主化を進めた李登輝(り・とうき)元総統が昨年、97歳で逝去して30日で1年となる。これに先立ち、安倍晋三前首相が産経新聞のインタビューに「世界の中でこれほど日本のことを思ってくれたリーダーは(李氏以外に)存在しなかった。諸般の状況が許せばお墓参りをしたい」と述べ、新型コロナウイルス感染症の動向などを見極めながら台湾を訪問したい意向を表明した。李氏は台北郊外の公的墓地に埋葬されている。
安倍氏は1994年、自民党青年局の一員として訪台し、総統だった李氏と初めて面会して以来、交流を重ねてきた。李氏は中国が多数の弾道ミサイルを台湾近海に撃ち込んだ95~96年の台湾海峡危機など安全保障上の窮地を何度も乗り越えており、安倍氏はこうした李氏の政治手腕や行動力を評価している。
安倍前総理は古くから李登輝先生を様々な話をされていました。
お互い良きリーダとして君臨しており、様々な政策を話し合ったのでしょう。
李登輝先生が亡くなった後でも日台友好は終わっておりません。
むしろ推進しているくらいです。
「李登輝なき台湾」の1年が生んだ対中連携 河崎真澄
台湾の李登輝元総統が97歳で逝去して30日で1年となる。李氏が政治家として育てた蔡英文総統はこの間、中国の軍事的脅威が増大していることを背景に、日米などとの関係を急速に強めた。国際社会も改めて台湾の地政学的な重要性を認識し、先進7カ国首脳会議(G7サミット)は6月、首脳声明に初めて「台湾海峡の平和と安定の重要性」を明記した。「李登輝なき台湾」が存在感を高めた1年を振り返る。
コロナ禍の初動で成功した台湾は国際社会で必要とされる存在となっています。
台湾では李登輝先生の功績を讃える特別展が行われているそうです。
李登輝氏死去1年を記念した特別展開幕 蔡総統、台湾民主化の功労たたえる
(台北中央社)台湾民主化の父と呼ばれた李登輝(りとうき)元総統の逝去から1年を迎えた30日、台湾の民主化元年とされる1991年にスポットを当てた特別展が台北市中正区の歴史研究機関、国史館で始まった。この日午後に開かれた開幕式に出席した蔡英文(さいえいぶん)総統はあいさつで、李氏が政権を握った時代に台湾は立憲民主主義への道を歩み始めたと述べ、李氏の功労をたたえた。
蔡総統は、特別展の主軸となる1991年に李氏が動員戡乱時期臨時条款の廃止を宣言し、多くの改革を行ったからこそ、台湾は一連の民主主義改革を始動させることができたと言及。この展示を通じ、李氏がいかにして台湾の民主化を進めたのかについて理解を深めてほしいと呼び掛けた。
特別展「関鍵1991:李登輝与台湾民主元年」は1990年前後の国際情勢から、台湾民主化のきっかけとなった1990年の野百合学生運動、1991年の複数の社会運動までを振り返り、台湾の民主化の道のりを紹介している。また、李氏が1988年の総統就任式で着用したスーツや李氏の執務机、老眼鏡、拡大鏡なども展示されている。
一般入場は8月2日から開始する。事前予約制で、国史館の公式サイトやフェイスブックで申し込みを受け付けている。
台湾にとっても民主主義にとっても欠かせない存在である李登輝先生、ありがとうございます。
台湾大学では気投機先生の特別図書館を作るそうです。
李登輝記念図書館、台湾大に設置へ 蔡総統が支持表明
(台北中央社)李登輝(りとうき)元総統を記念した図書館が台湾大学徐州路キャンパス内の旧法学部図書館(台北市)に設置される予定であることが29日、分かった。李登輝基金会が同日、記者会見を開き、政府に支持を呼び掛けた。総統府の張惇涵(ちょうじゅんかん)報道官は30日までに、蔡英文(さいえいぶん)総統と総統府は記念図書館の設立を支持すると表明した。
李氏の次女で同基金会の董事長(会長)を務める李安妮(りあんじ)さんは記念図書館設立について、昨年の李氏の葬儀に関する会議の席上でメンバーからその重要性が指摘されたと言及。蔡総統から図書館設立を重視する姿勢が示されたほか、台湾大の管中閔(かんちゅうびん)学長からも「大学として全力で支持する」との回答を得た。
だが、国立大学である台湾大は公的機関であるため、財産の外部貸し出しの手続きには多くの決まりがある。台湾大の葛宇甯(かつうねい)総務長は、設備の維持や文物の収蔵、その後の運営などには緻密な計画が必要で、政府の長期的な安定した支援が必要だと訴えた。
▽交流協会、図書室に「李登輝文庫」設置
日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会は30日、同協会台北事務所ライブラリーに「李登輝文庫」を設置したと発表した。李氏が生前に所蔵していた中国語と日本語の書籍約100冊が並べられている。書籍は李登輝基金会から提供された。
同協会はフェイスブックで「この本を手に取る多くの人々の道しるべとなり、これからも日本と台湾をつなぎ続けてくれることでしょう」と願った。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、書籍の貸し出しには事前予約が必要。同協会の公式サイトで申し込める。
日本の京都大学出身で戦前は日本で学び、台湾に普通選挙をもたらし、民主化の道を切り開いた李登輝先生
戦前は日本にもっと強くなってもらいたいと言われていましたがいまだかなっておりません。
日本はこのままでよいと思っているのでしょうか?考えなければなりませんね。
安倍前総理は台湾とアメリカとの会議に出席して対中戦略について打ち合わせを始めたそうです。
日米台の議員で初の戦略対話 安倍前総理が出席
日本、アメリカ、台湾の議員らによる初めての戦略対話がオンラインで行われ、出席者からは強硬姿勢を見せている中国への警戒感が示されました。
会議のなかで台湾側は「中国共産党は国際社会の混乱の原因になっている」と指摘し、「インド太平洋の民主主義諸国は中国に越えてはならない一線が何かを示すべきだ」と訴えました。
一方、アメリカ側からはハガティ上院議員が「中国が地域秩序を書き換えようとしている」と述べ、これに対抗するため経済面での日米台による連携の強化を訴えました。
日本側からは安倍前総理大臣が登場し、「誰も対立を望んでいない。相手の意図を誤解して対立につながらないようにしなければならない」と訴えました。
中共の横暴で亜細亜のみんなが困っているという事です。
対立を作らないではなく相手が攻撃してきているのですから対抗していく必要があるのです。
こちらの方が詳細が記載されています。
安倍前首相が中国を強く牽制「香港で起こったことが台湾で起こってはならない」
日本、アメリカ、台湾の議員による初の「戦略対話」が29日、開催され、安倍前首相は「香港で起こったことが台湾で起こってはいけない」と述べ、覇権主義的な姿勢を強める中国を強く牽制した。
「日米台戦略対話」は、日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会」(古屋圭司会長)が主催し、今回初めてオンラインで開催された。当初は昨年行われた台湾の蔡英文総統の就任式に合わせて対面での開催を模索していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け延期されていた。アメリカ側からは、駐日大使を務めたハガティ上院議員らが、台湾からは議会の議長にあたる立法院長らが参加した。
日本側を代表して挨拶した安倍氏は「21世紀の国際社会における最大のテーマは台頭する中国とどのように向き合うかだ」とした上で「軍事的側面で見ると中国は30年間で軍事費を42倍に増やしてきた。南シナ海や東シナ海で一方的な現状変更の試みが行われている事を、私たちは懸念している」と中国の「軍事的野心」に懸念を示した。
また安倍氏自らが提唱した「自由で開かれたインド太平洋構想」に触れ「国際法を、基本的価値を共有する国々が守っていく」と強調した。その上で安倍氏は、「台湾は極めて重要」として、「日米や多くの国々はウイグルやチベットで起こったことに心を痛めてきた。香港の現状に大きな懸念を持っている。香港で起こっていることが台湾で決して起こってはいけないと固く考えている」と述べ、中国を強く牽制した。
さらに安倍氏は台湾がWHO=世界保健機関へのオブザーバー参加が出来ていないことについて「多くの国々が問題だと共有している」として、「日本にとって大切な友人である台湾に住む2200万人の人々の健康と安全に責任を持つのは台湾政府であり当局だ」と指摘し、「中国に広い心で台湾のオブザーバー参加を受け入れてもらいたい」と求めた。また、日米台の「経済的連携を進めたい」として、アメリカと台湾に対し、TPP=環太平洋経済連携協定への参加を求めた。「日米台戦略対話」は今後、定期的な開催を目指すことにしている。
日本が台湾の後押しを行っているという事でしょうね。
台湾の国際社会への復帰が望まれています。出来れば中華民国ではなく、台湾の名前で国際社会の仲間入りを果たしてほしいと思うのは傲慢なのでしょうか?
日本は台湾を助けていきましょう。
日本は大東亜戦争に負けて台湾を見捨てました。犬が去って豚が来る、国民党軍は台湾人からそう評されていました。
台湾人を襲った白色テロ、まだそれが解除されてから30年程度しか経っていません。
とはいっても一世代です。台湾が国際社会に復帰できるように日本人は働きかけを行っていくでしょう。
それが人としての道と言う事です。
(ブラッキー)


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混迷を深める自公政権で国民も与党を見放したくなる惨状ですが今日、闇のくまさんと給仕のブログで高市早苗さんが近く発刊される月刊誌で総裁選出馬を表明すると報道しています。
岸防衛相と高市早苗さんしか今の日本の窮状を救える議員はいないと思っていたので高市氏の決断はまさに救世主です。
早く月刊誌の宣伝にお目にかかりたいものです。
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