伊勢神宮、式年遷宮 来月2日に遷御の儀 平安と繁栄の祈り

産経新聞から伊勢神宮の記事になります。

伊勢神宮、式年遷宮 来月2日に遷御の儀 平安と繁栄の祈り
神秘の世界、参拝者1000万人迫る
 20年に1度行われる伊勢神宮(三重県伊勢市)の第62回式年遷宮のクライマックス、内宮(ないくう)の遷御の儀が10月2日、外宮では5日に、いずれも「浄闇(じょうあん)」と呼ばれる神聖な夜の帳(とばり)の中で営まれる。神様を新しい社殿に遷(うつ)して永遠の若々しさを保ち、国家の繁栄と国民の幸せを祈る遷宮。1300年以上前の飛鳥時代までさかのぼる歴史的祭儀とあって、参拝者数も今年は初の1千万人に迫る勢いで、関心はひときわ高い。
trd13092112230005-p1.jpg
                   ◇
 〈なにごとの おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる〉
 平安時代末の僧、西行(さいぎょう)が、あまりの神々しさに感動して歌に詠むほど、伊勢神宮は深く信仰されてきた。内宮には、皇祖神で太陽の神である天照大神(あまてらすおおみかみ)、外宮には衣食住の神・豊受大神(とようけのおおみかみ)が祭られている。内宮の正殿は「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」と呼ばれる国内最古の建築様式。「神様のお社(やしろ)」を古代から受け継いでいる。
 第1回の式年遷宮は、持統天皇の時代にあたる690年。遷宮の制度を設けたのは、天皇中心の律令国家を目指した先帝の天武天皇とされる。寺川眞知夫・同志社女子大特任教授は「天照大神を皇祖神とすることで天皇の地位を絶対的なものにし、国造りの精神的支柱とした」と指摘する。

550億円の大事業
 伊勢神宮は内宮や外宮、別宮、摂社など計125社からなり、今回の遷宮で建て替えられるのは内宮と外宮の正殿や鳥居、別宮の社殿など計65棟。最初に遷御の儀を迎えるのが2日の内宮で、別宮などは平成26年度まで順次行われる。
 内宮や外宮などは、社殿の建て替えに備えて同じ広さの敷地が東西に用意され、今回は東から西の敷地へ遷される。
 経費は約550億円で、神宮の積立金や全国から寄せられる寄付でまかなわれる。建築用のヒノキは約1万本で、装束や神宝も約1600点を新調。神宝には金や銀なども使われ、伊勢神宮の事務をつかさどる神宮司庁は「資材の調達が困難なものもあり、経費がかかる」と説明する。
 一方、参拝者数は第60回の昭和48年が859万人だったが、平成22年には過去最高の883万人を記録。今年はすでに8月末で835万人を数え、1千万人を超える勢いだという

20年に1度ごと
 式年は「定まった年」の意味だが、20年ごとに遷宮する理由は定かではない。平安時代の記録によると、天武天皇が「太神宮の御遷宮は20年に1度ごとに奉るべし」と指示したというが決定的な根拠ではない。そのなかで理由にあげられるのが技術の伝承。20年ごとに建て替えることで、建築や屋根の茅(かや)の葺(ふ)き方、神宝作りなど高度な匠(たくみ)の技が先輩から後輩へ忠実に受け継げるという。
 ただし「20年」が守られなかったこともあった。戦国時代には、第40回の寛正3(1462)年ののち、天正13(1585)年まで中断。応仁の乱(1467~77年)をきっかけに乱世となり、遷宮の費用や人手が確保できなくなった。 太平洋戦争も遷宮に影を落とした。昭和4年の第58回は国力も豊かで壮大に行われたが、24年に行う予定だった遷宮は敗戦によって28年まで延期された。寺川氏は「歴史を顧みると、遷宮がとどこおりなく行われるのは、人々が平安に暮らしていることの証しともいえる」と話した。

来月、伊勢神宮へ行きたいのですが生憎仕事が入ってしまいました。・゜・(ノД`)・゜・
みなさん、宜しくお願いします。
(ブラッキー)

人気ブログランキングへ
スポンサーサイト
神社 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/09/29 06:00
コメント:

管理者のみに表示